1.開催日時:令和2年10月4日(日曜) 午後3時~午後5時半
2.会場:あんご鍼灸院内 国立駅南口より徒歩7分
国立市中1-11-26 電話042(576)4418
3.発表者とタイトル
1)小野寺文人
臼蓋形成不全と診断されてから末期変形性股関節症(Otto骨盤の危険性)まで進行していると診断に至るまで、疼痛緩和が可能であった鍼灸治療の1症例(53才、女性)
※Otto骨盤→ 骨盤腔盤内に臼蓋底が突出している状態。変形性股関節症の重篤状態。 非常にまれ。
2)岡本雅典
アルコール性神経障害による手掌及び足底の自発痛に対する圧痛点への鍼灸刺激が奏効 した一症例(49才、男性)
3)似田敦
陰部神経刺針と閉鎖神経刺針の比較検討一覧
(基本的陰部神経刺針、仙棘靭帯刺針、肛門挙筋刺針、大腿内側筋刺針などの技法紹介)
4)吉村英
歩行障害の1症例(76才、男)
-対応を誤れば慢性硬膜下血腫として致死的な転機を辿っていた可能性のあった症例-
5)小宮猛史
潤天堂式、徒手的な大腰筋性施術
6).紺野康代
下顎の運動鍼について
-側頸部および肩こりに対し下関より下顎の運動鍼を試みた症例-(47才、女性)
4.私の感想
いつもなら参加資格をゆるく、鍼灸学生も提出レポートなしの条件で、多くの先生方に参加していただく意向だったが、今回はコロナの三密を避ける意味もあって、少数精鋭の6名(最低でも臨床10年以上)にお集まりいただいた。ベテラン勢ということで、基礎的なことからの説明は要らず、質疑応答も的を得たものだった。有意義なひとときを過ごすことができたと思う。
前列左から、:村英(吉村はりきゅう院)、似田敦(あんご鍼灸院)、小野寺文人(稲穂鍼灸院・整骨院)
後列左から:紺野康代(自由ヶ丘鍼灸均整院)、岡本雅典(鍼灸ホスピターレ)、小宮猛史(潤天堂鍼灸院)
3.懇親会(午後5時頃~)
国立駅南口バーミャンにて