以下は、月刊誌「医道の日本」のニュースとして、筆者が平成27年4月中旬に投稿したもので、同年5月号に記事として誌面を飾ったものである。集合写真は小さなさなモノクロにすぎない。本稿ではカラー大判で紹介する。
平成27年3月29日、故・代田文彦先生(前東京女子医大教授、元日産玉川病院東洋医学科。平成15年1月23日死去)の13回忌法要として、元日産玉川病院東洋医学科研修有志が、高尾霊園(JR中央線高尾駅徒歩15分)の墓前に集合した。喪主は奥様の代田瑛子様。このお墓には、お父様である代田文誌先生の遺骨も納められている。
玉川病院東洋医学科の研修制度は昭和53年~平成15年の27年間の長きにわたり、文彦先生が中心となって行われた。鍼灸師にも生の現代医療に触れつつ、医療としての鍼灸を追究しようとした試みで、文彦先生の尽力なしには成り立たない企画であった。この試みに共感し在籍した針灸研修鍼灸師はのべ97名であった。うち今回の13回忌に集まったのは40名だった。これも代田文彦先生への人徳を示すものだといえよう。
代田文誌・文彦先生の墓前にて。人数が多いのでお墓が隠れてしまった。下段左から4番目は文彦先生実弟の泰彦先生)