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惑星と曜日の関係

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 私は昔から曜日の名前が、なぜ月火水木金土になるのか疑問に思っていたが、余りにも素朴な疑問であり、昔から決まっていることだったので、疑問に思っていることさえ忘れていた。今回ネットサーフィンしていたら、偶然にもこれに答える内容が発見できた。五行説とも関係しくるので、この場を借りて説明する。

1.古代中国の五行説と惑星

古代中国から始まった五行説思想
木:春の象徴として、樹木の成長と発育を表す
火:夏の象徴として光輝く灼熱の炎を表す。
土:夏の終わりの象徴として、大地から新たな芽が発芽する様子を表す
金:秋の象徴として強固で冷徹な鉱物や金属を表す
水:冬の象徴として湧き水が流れる様子から、命の水を表す。


2.五惑星にも五行説をあてはめた

当時の天文観測で知られていた5つの惑星を当てはめた。
水星:太陽の公転速度が速く、目まぐるしく動く。速い水の動きをイメージ。
金星:明るく白く輝くので、それを金属や鉱物の光をイメージ。美しく輝くことから愛を意味し、女神ビーナスが手鏡を持ったイメージとして♀  の記号。
火星:赤く見えることから火のイメージ。火は戦いの血のイメージにつながり火星の記号 は♂となった。♂は盾と鎗を示す。
木星と土星:残った両者のうち、よりくすんだ黄色の方を土のイメージから土星。最後まで残った方を(とくに根拠はないが)木星と名付けた。

引用文献1:YouTube ゆっくり解説】火星ってなんで火星って言うの? 火星ねっとり解説 by  スカイ三平

 

3.曜日の並びはなぜ「月火水木金土日」なのか
 
火星・水星・木星・金星・土星と月と太陽で計7つで曜日を表が、その並びが日月火水木金土の順番となるのはなぜか。
地動説からすれば、太陽から近い順番に日・水・金・(地球)・火星・木星・土星との順番になるが、曜日を定めた頃は天動説で考えた。天動説における太陽系モデルは、地球からみた速度が早いものほど地球に近いと考えられていたので、月(衛星ではあるが太陽と月は惑星と同等と考えられていた)→水→金→太(日)→火→木→土の順番に並んでいるとされた。


  

エジプトの占星術では、それぞれの惑星が、地球から遠い順に1時間ずつを支配していると考えられていた。たとえば、ある1時間を土星が、その次の1時間を木星が、という順番で、これを7日間にわたって当てはめたとき、日の最初の1時間を司る惑星をその曜日の名前としたのではないか。
1日24時間を7つの星で割ると3余るので、1つ目の惑星は3つずつズレてくる。


曜日という概念は、インドや中国を経て日本に伝わった。エジプトの暦を参考に、中国でも曜日の名前に惑星の名前をつけていった。この内容が書かれた仏典を、遣唐使が日本に持ち帰ったのが、日本に曜日という概念が伝わった経緯。我が国に普及したのは、江戸時代の頃で、明治政府が正式に暦に曜日を用いることを定めて今に至った。
ただし現在の中国では、1、2、3……という数字を機械的にあてはめ、月曜日を星期一、火曜日を星期二……とよんでいる。

引用文献2:QuizKnocck  曜日の並びはなぜ「月火水木金土日」なの? by服部


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