開会迫る! 講演:私の現代針灸システム-2 頸部痛・肩関節痛 (実技供覧)のお知らせ Ver.1.1
平成30年4月に行った<背腰殿下肢と膝痛>の現代針灸の第二弾の実技供覧講習会です。 鍼灸学会Tokyo主催講演:私の現代針灸システム-2 頸部痛・肩関節痛 (実技供覧) 日時:平成31年4月21日午後1時30分~4時30分頃場所:JR山の手線「代々木駅」北口下車徒歩1分 東京医療専門学校(呉竹学園)、代々木校舎 〒151-0053 東京都渋谷区代々木1−55...
View Article足底の異常知覚に、然谷・公孫の刺針が有効だった症例と考察(64歳男性)
1.主訴 足の裏が格子の上に乗っているような感覚がある 現病歴 半年前から脚のふらつき、大腿のしびれ、足底が格子の上に乗っているような感覚出現。4ヶ月前MRI検査で、第11~12胸椎部黄色靭帯骨化症と診断され、手術を受け、入院20日後に退院した。しかし上記症状は少し軽くなっただけで不満が残った。医者に質問するも、よく分からないとの回答だった。退院後3ヶ月して当院受診。 2.鍼灸治療(その1)...
View Article講習会:私の現代針灸システム-2 頸部痛・肩関節痛 (実技供覧)、無事終了しました。
平成30年4月に行った<背腰殿下肢と膝痛>の現代針灸の第二弾の実技供覧講習会です。 鍼灸学会Tokyo主催講演:私の現代針灸システム-2 頸部痛・肩関節痛 (実技供覧) 日時:平成31年4月21日午後1時30分~4時30分頃場所:JR山の手線「代々木駅」北口下車徒歩1分 東京医療専門学校(呉竹学園)、代々木校舎 〒151-0053 東京都渋谷区代々木1−55...
View Article便秘に対する針灸治療 傍内臓刺について
序筆者は当ブログに<慢性の下痢・便秘の針灸治療>を2006.4.5.発表したが、内容に不満があり、2014.1.9に<弛緩性便秘と直腸性便秘に対する針灸治療...
View Articleバネ指の針灸治療 Ver.3.1
本原稿は約3年前に発表した「バネ指の針灸治療」を全面的に改定したものである。 1.手の指の腱・腱鞘・靭帯の構造 指に向かう深指屈筋腱と浅指屈筋腱は、運動量が大きく力も強大なので、他の組織との摩擦を 防ぎ、滑りをよくするため、遠位中手骨から指先までを腱鞘で覆われている。 さらに指の掌側には、腱の浮き上がり防止のため、滑車装置である輪状靱帯(靱帯性腱鞘)が...
View Articleバックハンドテニス肘の病態と筋と筋付着部への運動針 Ver.3.2
1.バックハンドテニス肘の症状 テニスでバックハンドで球を打つたびに痛みが出る。雑巾絞り動作(前腕回外筋負荷)でも起こりやすい。 2.所見 外側上顆の腱起始部圧痛(++)、伸筋筋腹(おもに短橈側手根伸筋)の圧痛 中指伸展テスト(+):手掌を下にして肘以下をベッド面につける。検者は被験者の中指の先を押圧しながら患者に中指を伸展するよう指示する。この時、肘部に痛みが出れば陽性。...
View Article母指内転筋症には母指内転筋停止部の刺針 Ver2.1
元のブログタイトルは、「母指CM関節症には母指内転筋停止部の刺針」だったが、筆者は母指CM関節症と母指内転筋症を混同していたので、上記タイトルに変更するとともに、本文の一部を修正した。 1.治せない合谷深部の痛み...
View Article「偽内臓症治療野ための体性神経刺激~肋間神経・脊髄神経後枝・陰部神経への鍼灸治療」 セミナーご案内
神奈川県鍼灸師会 令和元年第一回 イブニングセミナー 「偽内臓症治療野ための体性神経刺激~肋間神経・脊髄神経後枝・陰部神経への鍼灸治療」 <実技供覧> ごあいさつ...
View Article足底筋膜炎の針灸治療 Ver 2.0
1.病態 足底の筋は、表在性の足底筋膜に覆われている。足底筋膜は踵骨隆起から起こり、足の指に至って、足底の縦のアーチ維持に貢献している。過度の足底筋膜に加わる張力の反復により、足底筋膜に付着部の牽引ストレスが作用する。また足底筋膜の微小断裂を起こす。...
View Article坐骨神経痛における下腿部治療点の検討
1.坐骨神経痛における標準的な下肢治療穴坐骨神経痛による下肢痛では、腰部の大腸兪や殿部の梨状筋部に圧痛点が出現することが多く、そのまま鍼灸の治療点となる。これは症状を腰殿下肢症状をもたらしている原発部なので当然である。...
View Article針灸院における外反母趾の診療 Ver. 2.0
外反母指の針灸に関しては、「外反母趾のテーピングと針灸治療」(2006.7.9)で発表した。その後、2013.2.5に全面改定し、今回三度全面改訂することにした。 1.外反母趾の定義 足母趾の中足指節関節(MP関節)の外反(小指側に傾く)状態。中足基節関節角が「15度以上」を外反母指とする。高度は外反母趾の高度なものは、第2趾と重なる。男女比は、1:10 で圧倒的に女性に多い。...
View Article足底筋膜炎・モートン病・シンスプリント後内側型の鍼灸治療の共通点
私は、現在<鍼灸奮起の会>の上肢・下肢症状の鍼灸治療の実技講習を行っている。その下準備のため、この数ヶ月間これまでの治療を見直し、整理している。診断名は違っても鍼灸治療法が同じになる場合がある。 1.下肢症状をもたらす足底筋膜炎、モートン病、シンスプリント(後内側型)は、鍼灸治療方法は類似性がある。 すなわち足関節の底背屈で痛み増悪す...
View Article内転筋管と陰包刺針肢位
1.内転筋管とは 1)局所解剖 ハンター管ともよぶ。大腿の下方内側にある。大内転筋の筋膜が伸びて内側広筋につながった部の下にできた間隙をいう。この間隙には、大腿動・静脈および伏在神経が通る。...
View Articleこむら返りの鍼灸臨床
筆者は2015年12月17日に「足のツレの治療 Ver.2.1」を報告したが、読み直してみると、反省点が多くでてきた。その記事を削除するとともに、同様のテーマで新たに書き起こすことにした。 1.こむら返りの病態生理 「こむら(=腓)返り」とはふくらはぎが、つ(=攣)ること。腓腹筋の有痛性痙攣である。筋肉内に分布する運動神経終末部の自発性興奮に始まる。筋線維の一部が強く収縮すると、収...
View Article足底筋膜炎の針灸治療 Ver 2.3
1.病態 足底の筋は、表在性の足底筋膜に覆われている。足底筋膜は踵骨隆起から起こり、足の指に至って、足底の縦のアーチ維持に貢献している。過度の足底筋膜に加わる張力の反復により、足底筋膜に付着部の牽引ストレスが作用する。また足底筋膜の微小断裂を起こす。...
View Article「偽内臓症治療のための体性神経刺激~肋間神経・脊髄神経後枝・陰部神経への鍼灸治療」 セミナー 終了しました
神奈川県鍼灸師会 令和元年第一回 イブニングセミナー <終了> 「偽内臓症治療野ための体性神経刺激~肋間神経・脊髄神経後枝・陰部神経への鍼灸治療」 <実技供覧> ごあいさつ...
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